怒りを“笑い”に変える魔法の一言、教えます

日々の日記 / Daily Journal

最近、息子の口から時折ドキッとするような汚い言葉が飛び出すことがある。
「どこでそんな言葉覚えてくるんだ?」と頭をひねるが、ふと冷静に考えると原因は身近なところにあるのかもしれない。

実は、私自身も普段から言葉遣いが丁寧とは言えない。
妻にもたまに「その言い方、ちょっと乱暴じゃない?」と注意されることがある。
だから最近は、少しでも意識的に言葉を選ぶようにしている。
たとえば食事中には、「この飯うめえな」ではなく、「このご飯、おいしいね」と言うようにしている…つもり。

ただ、私の中ではこれはカッコつけているわけではない
どちらかと言えば田舎の方言に近いようなもので、つい自然に出てしまうのだ。
とはいえ、やっぱり「口が悪い」と思われがちなのも事実。
子どもに影響が出ているかもしれない今、これは本気で見直すべき時なのだろう。
**人間、いくつになっても成長できる。**そう信じたい。

さて、そんなある朝のこと。
息子がなにやら小声で「○△×ヤロウ…」とつぶやいた。
あまりに小声だったので、私も「ん?今なんて言った?」とすかさず反応。

すると息子は「何も言ってない」とシラを切る。
「いやいや、いま『バカヤロウ』って言わなかった?」と再度尋ねると、「言ってない…」とさらに否定。

「じゃあ、なんて言ったの?」と聞き返すと、息子から返ってきた衝撃の一言。

「……ハンバーグ」

一瞬で吹き出してしまった。我が家の“ハンバーグ師匠”誕生の瞬間である(笑)。

その後、私は息子とある約束を交わした。
「もし腹が立ったり、誰かに“バカヤロウ!”って言いたくなった時は、本当のことは言わずに、代わりに“ハンバーーーグ!”って言おう」と。

それ以来、我が家ではケンカになりそうなとき、ムッとしたとき、代わりに「ハンバーグ!」と叫ぶようになった。
不思議と空気も和み、笑いに変わる。
ある意味、これも立派なアンガーマネジメントではないかと思っている。

言葉には力がある。
だからこそ、使い方ひとつで誰かを傷つけることもあれば、笑顔にすることもできる。
そんな大切なことを、私は今日も息子から教わっている。

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