はじめに
新しい一年の始まりは、これからの自分の未来を考える絶好のタイミングです。
毎月のちょっとしたお金の使い方が、10年後、20年後、30年後に大きな差を生むことをご存じでしょうか。
宝くじを買うときのワクワク感は確かに魅力的です。
しかし、その瞬間的な高揚感と、インデックス投資による着実な資産形成とでは、数字で見ると驚くほど違いがあります。
この記事では、宝くじとインデックス投資を「確率」と「リターン」という冷静な視点から比較し、新年の資産形成スタートに役立つ情報をお届けします。
今年の最初の選択を、未来につながる一歩にしてみませんか?
宝くじの当選確率はどれくらい?
ジャンボ宝くじの1等(7億円)の当選確率はおよそ2,000万分の1。
これは雷に打たれる確率や交通事故で重傷を負う確率よりも低い数字です。
しかも、宝くじには「ハズレくじ」も多く、1等前後賞を含めても当たる確率はごくわずか。
何十年も買い続けても大金が当たる可能性は限りなくゼロに近いのが現実です。
宝くじの期待値はなぜ低いのか?
宝くじの販売額のうち、当選金として支払われる割合は約45%。
つまり、1万円分の宝くじを買った場合、理論上の払い戻し額は平均4,500円程度。
残りは販売経費や自治体の収入などに回ります。
これは「胴元が必ず儲かる仕組み」であり、長期的に買い続ければ必ず損をするように設計されています。
インデックス投資の平均リターンと仕組み
インデックス投資とは、日経平均株価やS&P500、全世界株式など、市場全体の値動きに連動する投資信託やETFを長期的に保有する投資法です。
米国株式市場(S&P500)の過去の平均リターンは年率約7%(インフレ調整後で約5%)。
企業の成長や経済全体の拡大により、株式市場全体の価値が長期的に上昇してきた結果です。
年間5〜7%の成長はどこからくるのか
株価の上昇は企業の利益成長に連動しています。
企業は利益の一部を株主に配当として還元し、残りを再投資することでさらに成長します。
この成長が複利効果を生み、時間とともに資産が雪だるま式に増えていきます。
長期運用で複利効果が生まれる理由
複利とは「利益がさらに利益を生む」仕組みです。
例えば毎月1万円を年5%で30年間積み立てた場合、元本360万円は約800万円に成長します。
これは途中で売買を繰り返すことなく、ただ積み立てを続けただけの結果です。
宝くじとインデックス投資を数字で比較
| 項目 | 宝くじ | インデックス投資 |
|---|---|---|
| 確率 | 1等:約2,000万分の1 | 長期でプラスになる確率が高い |
| 期待値 | 約45%(長期で損) | 年5〜7%(長期で増) |
| 元本360万円(30年) | ほぼゼロ | 約800万円 |
| 感情 | 一瞬の高揚感 | 積み重ねる安心感 |
| 資産形成 | 不向き | 向いている |
数字だけを見ても、資産形成の目的ならインデックス投資が圧倒的に有利です。
元本とリターンのシミュレーション
- 宝くじ:毎月1万円×12ヶ月×30年=360万円(当たらなければほぼゼロ)
- インデックス投資:毎月1万円、年5%で30年=約800万円
差額は約440万円。
これが「夢」ではなく「未来」を買う力の違いです。
まとめ|「夢」と「未来」のバランスをどう取るか
宝くじは夢を見るための娯楽として楽しむ分には悪くありません。
しかし、毎月の余剰資金をすべて宝くじに費やすのは、未来の可能性を削ってしまう選択です。
一方、インデックス投資は時間と複利を味方につけることで、将来の自分や家族の安心を買うことができます。
宝くじは一瞬の夢を買う。インデックス投資は未来そのものを買う。
あなたはどちらを選びますか?
投資を学び始めた私の体験と、これからの時代に必要なお金の感覚
私自身、投資について何も知らなかった頃は、
「NISAってなに?」「インデックス投資って何?」というレベルからのスタートでした。
そこから少しずつ勉強を続け、今ではFP2級までの知識を身につけています。
日本では昔から「お金の話は汚い」「銀行に預けておけば安心」という価値観が根強く残っています。
いまだに「日本銀行券は絶対に安全」という神話を信じている人も少なくありません。
多くの人は、お金(日本銀行券)を「消費するための引換券」としてしか見ていないのではないでしょうか。
しかし、この感覚を変えない限り、年々高騰していくインフレに資産が追いつかず、
銀行に預けているだけでは、お金の価値が目減りしていく現実から逃れることはできません。
さらに、日本のドラマやメディアでは「投資=危険」という刷り込みも少なくありません。
たとえば、株で一時的に成功しても最後は失敗して破産、
「大切なのはお金じゃない」と綺麗ごとで終わる——こうした描き方が多くの人の投資マインドを抑え込んでいると感じます。
一方で、年金制度も実はインデックス投資などで運用していることを、
どれだけの人が知っているのでしょうか。
安全だと思っているものも、実は市場での運用によって支えられているのです。
少し辛口な意見になってしまいましたが、だからこそ今こそお金について学ぶ必要があると思います。
ありがたいことに、今はYouTubeなどの動画コンテンツで無料で学べる時代。
初心者には「リベ大(リベラルアーツ大学)」などが特におすすめです。
そして、書籍で学びたい方には、私もこのブログで何度か紹介している
『ジェイソン流お金の増やし方』がおすすめです。
投資初心者でもわかりやすく、お金に対する考え方がガラッと変わります。

新年から少し重ための話になってしまいましたが、
知識はあなたの未来を守る最大の武器です。
今年一年、お金についてしっかり学び、安心と自由のある生活を目指していきましょう。


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